ミカン援農12日目のキヅナです。
農家さんから色々とお話を伺うのが楽しい日々です。
いつもお世話になっているご主人は70代で、
まだまだ現役です。
最初は、人手不足で仕方なく働いていらっしゃるのかなと思っていました。
でも何歳頃まで畑に出るつもりなのか質問してみると…
「もう動ける限りはずっとよ。やっぱり楽しいんよ。この歳になってもな、来年こそはええミカン作るぞって毎年思うんよ、中々うまくいかんけどな」
と、とても素敵なお答えが返ってきて、
嬉しくなりました。
🍊
素人の私が食べたらどれも充分おいしいミカンですけど、
プロのこだわりや目指している境地があるんですね。
畑を狭くしたらもっと楽になるけど、
それだとやりがいが減って寂しくなるのだとか。
代々伝わる家業を受け継ぎ、
歳を重ねても「仕事は楽しい、からだが動く限り引退は無し!」
と言えることって、
素敵だなぁと思いました。
ミカンの一生も、
どことなく人間に似ているんだそうです。
20歳以下の木はまだ少し未熟で、
味が一定でない。
50歳以上になってくると、
味は安定するけど実の数が少なかったりする。
寿命も大体同じくらい。
木ってどの種類でも長生きなのかと思っていましたが、
なんだかより親しみが湧いてきました!
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